治療効果と通院距離は相関しないか?
皆さんこんにちは。NISHIO鍼灸治療院です。この業界も治療院の乱立・質の低下・コロナ禍などの事象もあり、ハッキリいって厳しい状況(暇・廃業)にあります。しかし、論理性、普遍性、再現性のある施術(治療)を行えば、新規クライエントは来院しますし、リピートもしてくれます。それがたとへ遠距離であっても。
え!? 沖縄から当院(大阪市淀川区新北野)へ。
昨日(3月25日)電話が鳴り出てみると、「そちらで診て頂きたい、今、梅田です。」と云った内容で、「沖縄から紹介できました。」との事。
当院のPain鍼灸、美顔鍼の評判を大阪の知人から聞き大阪まで来られたようです。主訴は腰椎椎間板ヘルニアによる右下肢への放散性の痛み。各種理学検査を行い、見立てのもと治療指針を決め鍼治療を実施。痛みの程度はNRSにて測定。MAX10あった痛みは施術後は2まで緩和・改善。いたく喜ばれ、月2回の通院予約を入れられました。
沖縄からの通院です。要因は、この方はハーフの方で、新聞記者をされていました。かなりの論理派チックなインテリです。対応として①エビデンスを基に論理的に論文記事を参照に説明した。②鍼をすれば何故、治るのかを研究論文を基に説明した。③全人的立場からのムンテラをしっかり行った。
それらを基に、科学的整合性のある治療を行った結果、当然に症状は改善した。以上の事を踏まえ勘案すれば、しっかりとしたムンテラ、それを基にした科学的な治療を行い効果をだせば治療効果と遠距離との相関は無いとも言えますね。